内科医キューピーのつぶやき

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脳卒中の心電図変化

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キューピーです。

 

脳卒中の時の心電図変化ってちゃんと読もうとすると結構怖いことがあります。

 

自験例でも色々あります。

 

印象深かったのが、吐きまくってる人の心電図がST上昇を示しており、ACSか!?と思ったら小脳梗塞だったのとかです。

 

そんな紛らわしい場面もある脳卒中の心電図変化を勉強してみました。

 

 

目次

 

 

【参考文献】

 

【心電図変化】

・脳血管障害急性期の50-100%に心電図異常を認めます。

・実際には以下のような所見を認めます。

-QT延長 -T波平低化

-ST低下  -ST上昇

-陰性T波   -T波増高

-U波出現  -脚ブロック

※上の方が頻度が高い傾向にあります。

・特にST-T変化を伴うQT延長が特徴的とされます。

不整脈の合併も見られうる所見で、かなり多彩な不整脈を合併し得ます。

 

【左室壁運動障害】

・なお、心電図変化に加えて、一過性に左室壁運動異常を認めることがあります。

・病態としては、カテコラミンによる心筋障害あるいは冠動脈末梢での微小循環障害が推測されており、カテコラミン心筋症と類似するとされています。